郷土史家 高田義久さん御提案
「九鬼隆義をとりまく群像」


三田の郷土史家としてご活躍の高田義久さんに、NHK大河ドラマとして相応しい内容に ついてご検討頂き、この程「九鬼隆義をとりまく群像」というテーマで、全体の構成を 目次案という形で御提案頂きました。

高田義久さんはお父さんの忠義さんの影響を受け、お若い頃から郷土史に興味を持たれ、 「赤松有馬氏年譜」、「摂津三田藩史」、「摂津國三田藩士族」、「三田藩九鬼家年譜」 等、多くの著述を著わしていらっしゃいます。 昨年(1999年)6月に出版された 「三田藩九鬼家年譜」は、昨年が志摩の水軍として戦国時代に活躍した九鬼嘉隆生誕 400年にあたるのを記念に、嘉隆から三田藩の基礎を築いた久隆を経て最後の藩主隆義 までの九鬼家16代の歴史を、20数年の歳月を掛けて、全国に散らばった資料を収集・ 集大成し、出版したものです。


高田義久氏

高田氏の代表的著作

今回の御提案は最後の藩主、隆義を中心に幕末から明治にかけての藩士の活躍と三田藩の 近代化の足跡を取上げようというもので、小藩とはいいながらも、幕末の三田藩が西洋 文化を積極的に取り入れ、近代化に取組んできた史実は大変興味深いと思いませんか。  この辺りの内容は「摂津國三田藩士族」に紹介されており、是非御一読下さい。

また、この御提案に対する皆さん方のご意見・ご感想を「あなたの意見、私の意見」に 是非書き込みをお願いいたします。

郷土史家 高田義久さん御提案
「九鬼隆義をとりまく群像」の目次


  1. 隆義 養子として迎えられ三田藩13代藩主となる
  2. 藩政改革 儒官 白州退蔵の起用
    ・財政建て直し 小寺泰次郎
    ・兵制改革 川本公民
  3. 勤王への恭順
    英蘭塾を開く 川本公民・清一
  4. 三田藩の進路に影響を与えた 福沢諭吉
  5. 百姓一揆による洋学校の挫折
  6. 廃刀論を草案 九鬼求馬 公議所へ提出
  7. 一藩帰農帰商願い 岩倉具視に説く
  8. 廃藩置県で神戸に移住
  9. 実業界への進出 志摩三商会設立
  10. アメリカンボードの宣教師との出会い
    ・神戸女学院 Eタルカット、JEダットレー、前田泰一
    ・同志社 新島襄
    ・慶応義塾 福沢諭吉
    ・摂津第一基督公会・摂津第三公会(三田教会)
    ・北海道開拓 赤心社創設 鈴木清・澤茂吉
    ・九鬼子爵家 奨学金制度
    ・隆義 受洗 明治20年4月24日
    ・隆義 永眠 明治24年1月24日
    ・隆義 三田の地に葬る 明治40年9月22日