三田のシンボル!
有馬富士(374.0m)


三田の人に三田を代表する山はと問えば、「有馬富士」と答える人は多いだろう。  花山院の歌に、「有馬富士、ふもとの霧は海に似て、波かと聞けば小野の松風」というのが あり、遥か1000年以上もも昔から名の知れた山のようである。
私は三田に来て間も無い頃、有馬富士の名を聞き、どの山だろうと周囲を見渡し、富士山の 形をして、一際高い、堂々とした虚空蔵山がそれだろうと思っていた。 それが違うと知って 色々探してみたが、400mにも満たない山と知ってがっかりしものの、よくよく眺めてみると 中々どうして、素晴らしい山だと思うようになった。
何故か。 第一に姿がいい、第二に比較的見晴らしがいい、第三に近くて親しみやすい等が その理由である。
バスで新三田へ行く途中、三田市民病院前辺りから進行正面に見える山、これこそ三田の 誇る有馬富士である。 何度か登って、紹介しようと原稿も書きかけたが、タイミングを 逸し未だ果たせなかったという、曰く付きの山である。
紹介しようと思って登ったのは、今回で3度目になるが、3連休の初日、余りの天気の 良さに、子供を誘って登る事にした。 目的は、実りの秋、黄金色に輝く三田盆地を 山上から心行くまで眺める事である。
9:20ウッディータウンはゆりのき台の我が家を自転車で出発、途中新三田駅のコン ビニでおにぎりとビールとつまみを買込んで、城が丘の霊園を通って一路福島大池を 目指した。
途中の田圃は既に稲刈りが終わっていた。 また、途中の小川でザリガニ釣りを試みたが、 全く釣れる雰囲気はなく、そそくさと切上げて福島大池に向かった。 ( 地図を参照
10:25福島大池着、今日は有馬富士公園でイベントが有る為か、女性 の一団が大池のほとりの一角を陣取ってはしゃいでいた。
抜けるような青空をバックに有馬富士の姿を写真に収め、左回りに大池を一周、 池の西岸に自転車を止め、登山口へと向かった。
山の周囲には遊歩道が整備され、色々登り口が設けられ、山全体が公園のようだ。
今日は山の西側に回り込み、山頂への標識があったのでそこから登ることに した。 急な階段を上っていくと、やがて急な坂道に変わり、頂上までそのまま直登 するような感じで登っていく。
10:55 程なく高い木立に囲まれた頂上に辿り着いた。 山頂には四等 三角点があり、そに山頂を示す看板が立て掛けていた。
山頂は一寸した広さがあり、周囲は背の高い木々が生い茂り、殆ど展望は望めない。  昨日より急に冷え込み、風が強い為、周囲の木々がざわざわと音を立てていた。
一息ついた後、南側のわんぱく砦という岩場へ行った。 ここは東反面、 180度ま展望が開け、眼下には今通ってきた福島大池が、そして遥かその向こう には青く六甲山が霞んでみえる。
南側にはフラワータウンやウッデータウンが一望できた。 或いは明石海峡が見える かも知れないと、双眼鏡で目を凝らしてみたが、残念ながらここからは見えないようだ。
思う存分展望を楽しんだ後、頂上へ引返し、昼食を採った。 先ずはビールとジュースで 乾杯し、食事に掛かった。 暫くすると、約10人位の高齢者の男女のパーティーが 登ってきて、食事を始めた。 そして、又暫くすると小学生の子供2人を連れた家族が 登ってきた。 
12:20下山開始、わんぱく砦の急な岩場から、眼下の景色を楽しみながら下りて 行った。 以前来た時はここから登ったが、その当時小学生だった我が子が面白がって この岩場を登った事を思い出した。 小さい子供でも、一寸スリルが楽しめる、お勧め の場所である。
途中で、中高年の女性10人位のパーティーとすれ違った。 矢張り、イベントを行っ ているからか、何時に無く登山者も多いようだった。
高い木立の急な山道を一寸下ると、途中に休憩所や山頂広場があり、そこを過ぎると 遊歩道に出る。 遊歩道を下り、元来た福島大池を通って家路に就いた。

[あとがき]
新三田駅からだと、徒歩でも1時間程度で山頂まで辿り着ける。 途中には田圃や小川 や大きな池が有り、そして一寸した山の気分を味あわせてくれる。 また、新緑、実り の秋、紅葉等、四季折々の風情もあり、お弁当を持って家族で気軽に出掛ける、そんな お勧めの場所である。

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