NHK大河ドラマの経済的効果について


1.赤穂市からの手紙

 赤穂市は言わずと知れた「赤穂浪士の街」。 昨年は「元禄繚乱」で4回目の放映となったことは 皆様方、未だ記憶に新しいことと思います。
先日、赤穂市にメールをお出しし、大河ドラマ誘致活動について、経済的効果、問題点などについて お問合わせ致しました所、この程 同市経済部 観光開発課殿より、ご丁寧なお返事を頂きました。
謹んで、この場でお礼を申し上げますと共に、三田市民の皆様方に全文をご紹介します。


NHK大河ドラマの経済効果などについて


春寒の候、貴台ますますご健勝のことと御慶び申し上げます。
昨年の大河ドラマ、「元禄繚乱」の視聴、誠に有り難うございました。
さて、貴台作成のホームページを拝見させて頂きましたが、メールに記載されておりましたお問合わせの件、 について、次の通りですのでご査収下さい。

1.大河ドラマの誘致活動について
「忠臣蔵」を題材にした大河ドラマは、昭和39年「赤穂浪士」に始まり、以降「元禄太平記」(昭和 50年)、「峠の群像」(昭和57年)、「元禄繚乱」(平成11年)と過去4回放映されています。

 結論から申しますと、今回の「元禄繚乱」については具体的な誘致活動はしておりません。 過去のドラマ についても同様と伺っております。
 参考までに、平成9年放映の「毛利元成」は広島県及び関係の自治体などが長年にわたり放映を要望してき たということ、また、淡路方面でも「高田屋嘉兵衛」を題材にしたドラマの誘致を行い、来年1、2月の放映が 決定されたようですので、誘致についてはそちらへ御問い合わせて頂いたらと存じます。

2.経済効果について
 別紙参照(後日掲載致します。)

3.問題点など
 赤穂市では、知勇寝具等99キャンペーン実行委員会を設置し、大河ドラマ「元禄繚乱」あこう展示館 をはじめとするさまざまなイベントに取組んでまいりました。
 地域の特性や、組織の取組みなど様々でしょうが、ドラマの放映時間だけをとらえても約1年という長丁場 ですので、課題としては「人・物・金」になってくるものと考えます。
一部例をあげますと、次のようなことが考えられます。

  • 全国から観光に来ていただくには広告、雑誌、新聞などを媒体としたPR活動が必要不可欠 と考えます。 そのための人の派遣、ポスター・パンフレットなどの作成、掲載料などの課題。

  • ドラマ撮影にはロケが欠かせません。 登場人物などに縁のある地元でロケを希望されるのなら 場所の選定、エキストラの募集、準備品などスタッフと十分打ち合わせていく必要がある。

  • ドラマ放映に合わせて、展示館を設置した場合、建設費用は勿論ですが、運営管理に携わって いただく、スタッフの確保、それに関わる人件費を見込まねばなりません。 また、展示館周辺の環境・ 備品の整備などが必要になってくる。

  • 大勢の方がお越しになり、観光地を散策されます。 駐車場付近のガードマンの配置、看板の 設置が必要。 また、安全確保は観光客に限らず、地域住民にも言えることで、周辺の方に理解と協力を お願いする必要がある。

  • 快適な観光をしていただくために、臨時のトイレ、ごみ箱の設置をした場合、清掃をしていた だく人の確保、施設の管理などが必要になってくる。

  • 以上、何かの参考にして頂ければと存じますが、不明瞭な点がございましたらご連絡下さい。


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